視覚障害者がえふえむ草津を訪問

戦士エミリン

2010年06月11日 19:54

本日草津市に住む視覚障害者たちが歩行訓練を兼ねて、市内に住む視覚障害者、11人と介助ボランティアの人などあわせて20人あまりが「えふえむ草津」を見学に来られました。昨年3月に開局したばかりの弊社では初めての視覚障害者の見学です。TVや新聞の取材も多かった。

これは草津市などが、ふだん出歩くことがおっくうになりがちな視覚障害のある人たちに、町なかの散策を楽しみながら、お互いの交流を深めてもらおうと開いたものです。

参加者の皆様に弊社スタッフが災害が起きた時にも地域に密着した情報の発信を行うことなどについて説明を行い、実際にスタジオの中に入り放送を出す仕組みなどについてお聴き頂きました。

参加した女性は「スタジオの中は目では見えませんが雰囲気がわかりました。ふだんは出歩くことが少ないですが、こうした催しは社会参加のきっかけになるので、もっと開いて欲しいです」と話されていました。

草津市には、およそ200人の視覚障害者が暮らしているということで、「えふえむ草津」では今後もこういう機会を設け、お互いの交流を広げ、災害弱者といわれている方々のお役にたつコミュニティラジオ局として放送を行っていきます。

また、6月13日午後1時30分~4時10分 「草津市減災シンポジウム in立命館大学びわこ・くさつキャンパス」が行われます。

司会は、えふえむ草津 代表の戦士エミリンが行います。

草津市・立命館大学・そしてえふえむ草津の防災への取り組みをこのシンポジウムで確認してください。

皆さんのお越しをお待ちしております。            


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