宿泊施設「己高庵」から2~3分あるいた場所にあるのが、「己高閣」(ここうかく)「世代閣」(よしろかく)という鶏足寺(けいそくじ)旧飯福寺の文化財収蔵庫。
戦士エミリンがお宿に「己高庵」を選んだのもここを訪れたかったから。
「己高閣」は昭和38年にできた文化財収蔵庫。
本尊の十一面観音(重文)、法華寺の七仏薬師(県指定)、不動明王など約20あまりの仏像が安置されています。
「世代閣」は平成元年秋に開館。
薬師如来(重文)、十二神将のうち三躰(重文)、魚藍観音(県指定)などの他宝物類が多数!!
写真が無いのが残念ですが素晴らしい仏像と出会えます。
中でも、戦士エミリンの心をつかんで離さなかったのが「世代閣」にいらっしゃった魚藍観音さま。
なんと左手に魚篭を下げていらっしゃるのです。篭の中にはお魚もいます。
こんな観音様いままで見たことがなかった!!ちょっと、ビックリです。
そんな、たくさんの観音様や仏様に出会えて大満足の戦士エミリン。
すぐ近くの神社にもお参りしようと與志漏神社にお参りして歩いていると・・・
うん!?おじさまが手招きしているではありませんか???
後ろを振り返るも誰もいない!!
私のことだ!!
う~ん、知らない人にはついて行っちゃダメなんだけど何かあるのかな~?
そのまま、招かれるままおじさまのそばまで行ってみることに・・・
行った場所は、「薬師堂」!!ここに一体何が!!
おじさまは、村の人だった。
「己高閣」「世代閣」に寄ったってことは、仏像好きなんでしょ?
いいモノ見せてあげるからここからのぞいてと言われ中をのぞくが何も見えない??
ちょっと待っててと言われ数秒後、見えた!!
。
中には仏像が安置してある。中の電気つけるまで外からは何も見えない。
普段は、電気も付けないらしいが、特別だとおじさまは言う。
そして、もう1ヶ所。
これもすぐそばの「大日堂」。ここも中を覗かして頂く。
この二つのお堂は、仏事がある時にしか開かない。
なぜ普段空いていないのか聞いてみた。村人でこの仏像を守っているが仏像が盗まれることが多くなり、
それではいけないので、普段は開かないとのこと。
見せて頂けるなんてラッキーでした。これって、結構レアものの仏像様かも。
皆さんも是非ご自身の目で確かめてくださいね。
季節は、もう秋。彼岸花が咲いていました。
そして、車で行くこと10分程度。ここも訪れたかった場所「石道寺」(しゃくどうじ)へ。