仏女の旅  Ⅳ  観音様を巡る旅編

戦士エミリン

2011年10月01日 16:47


己高山・石道寺(しゃくどうじ)。


ここも行きたかったお寺の一つ。

井上靖が小説「星と祭」で村娘のようと表現した唇の週色が印象的であどけなさが漂う
十一面観音さま(重文)に出会いたかったからです。



少し行くと綺麗な風景が飛び込んでくる。

道をるんるん登っていくと???工事中!!中に入れるかな~?

お参り出来ますかと訪ねてみると、できますよとおっしゃっていただいたので中へ・・・

ステキ!!噂どおりの美しいそしてあどけない十一面観音さまがそこにはいらっしゃいました。




しばし見とれる・・・腰を少しひねって右足の親指をあげられたお姿は今にも動き出しそう。
ふっと両サイドを見ると箱に入ったままの仏像らしきものが・・・
お願いして中を拝ませていただくことにしました。


写真はダメだけど見るだけならということで、箱の中から出てきたのは、行者様の像!!

しかも、座ってらっしゃって靴まで下にある手の込みよう。

何でも修行僧らしい。らしいというのは、ここも村の方が順番に守っているということなので
詳しいことはあまり分からないということでした。

大好きな「石道寺」の十一面観音様に出会えて大満足の戦士エミリン。

ここから1歩いて5分程度で行けるという「鶏足寺」にも行ってみることにした。

道は整備されていて、ちょっぴり紅葉も紅葉している。




ここも、ルンルン登っていくと「鶏足寺」(旧飯福寺)があった。


ここは、お寺の跡地。

先ほど見た「己高閣」の仏像様たちがここにいたんだと思うと感慨深くなる。

お参りをした後、次の目的地である「渡岸寺観音堂」にと急いだ。

道端にはコスモス。もうすっかり秋の気配。

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