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Posted by 滋賀咲くブログ at

2011年10月02日

仏女の旅   Ⅵ   最終章編

もっと、湖北をまわろうと思ってたのですが、予約しないと見ることが出来ないお寺が多く、

行っても観音様を見ることが出来ないと判断し、まだ行ったことのない場所へ行くことに。



その場所とは、信楽にある「MIHO MUSEUM」

ちょうど、招待チケット頂いていたので信楽へ向かう。

よ~く考えてみたら、観音様と会うことしか考えてなかったので、お昼ごはん食べてなかった(笑)

実は、戦士エミリン、滋賀に住んでいるのに関わらずまだ「MIHO MUSEUM」に行ったことがない。

何とな~く、美術館って言うと敷居が高い気がして・・・



でも、今回は神仏います近江というタイトルで「天台仏教への道」を開催中!!

これは、何としても行かなくては・・・



駐車場に到着。歩いて入口探していると電気自動車乗り場が・・・

うん!?これに乗っていくのか?

美術館はまだ見えない。戦士エミリンはぶらぶら歩いていくことに。

そうすると何かタイムスリップしそうな感じのトンネル!!

ここを抜けるとどうなるのかな~?などど考えながら歩く。

抜けるとその先に建物が・・・

中に入って唖然とした。なんて近代的な美術館なんだろう!!

ここ、ホントに滋賀県???って思えるような、まさにタイムスリップして未来に来た感じ。

ガラス張りで天井が高く明るい!!それに周辺は森・森・森!!

まさに森の中の素晴らしい美術館だった。

神仏います近江以外にも展示はあったのですが、今回の目的は神仏います近江「天台仏教への道」

この展覧会は12月11日まで行われているので興味のある皆さんは行ってみてくださいね。

案内に沿って中を進む。ここは写真撮影はNG。

近江伝来の仏像・仏画・経典などを中心にたくさんのお釈迦さまがいらっしゃいます。

お釈迦様好きの方にはたまらない展示物ばかりです。

仏像も素晴らしかったが、建物にも感動!!

まだ、行かれたことのない方は、「MIHO MUSEUM」お勧めです。

多分、日本人だけじゃなく海外から要人の方が来られても十分満足される美術館ではないでしょうか。

何か、最終章なのに仏像より「MIHO MUSEUM」の話題になってしまいました。

でも、それだけ近代的な素晴らしい美術館でした。

昔から受け継がれている「観音の里」の観音様から現代の美術館にいる仏像様。

今回の仏女の旅で戦士エミリンは、また新たな滋賀の良さを発見しました。



村人たちが守る歴史文化あふれる滋賀県、でもこんな近代的な美術館もある。

滋賀に住んでいる戦士エミリンですら知らなかった滋賀の本当の良さ!!

その良さを是非皆さん自身で体験してみてください。

そこには、体験したものでしかわからない言葉で表せない感動があるから・・・

すごいぞ滋賀県!!また、滋賀のことが大好きになりました。

これからも、まだまだある滋賀の良さを発見していく旅に出たいと思います。

最後まで、仏女の旅を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。




Posted by 戦士エミリン at 21:04 Comments( 4 ) 滋賀県 ねた

2011年10月01日

仏女の旅  Ⅴ  観音様を巡る旅編

次に向かったのが、「渡岸寺観音堂」(向源寺)
高月駅前には結構広い駐車場があるので、そこに車を止めてお寺を目指す!!


さすが、高月!!かんのんの道だって

人気の高い観音さまなのでここは結構参られる方がいらっしゃった。







入口には仁王さまが・・・



「渡岸寺観音堂」(向源寺)には十一面観音(国宝)さまがいらっしゃいます。


こちらも実物の写真はNGなので代用の写真で我慢してくださいね。

戦士エミリンも、写真ではお目にかかったことのある十一面観音像ですが、実物を見るのは初めて!!

これが本当に美しい。

特に後ろから見た腰をひねった後ろ姿が何とも色っぽい。

前から見るとお顔は凛として後ろ姿の色っぽさは感じられない。
頭上の仏面はどれも凛としていて上から私達を見下ろしている。

多くの人が魅せられるのがわかる気がしました。


次に行ったのは、その近くにある「高月観音の里歴史民俗資料館」

この中にも素敵な観音さまがたくさんいらっしゃいました。

写真を許可して頂いたのでそのいくつかをアップしますね。

















とまあ、戦士エミリンの大好きな観音様のオンパレード!!


もう、大大大満足なのでした。




























そして、この後は湖北から離れ、信楽にある「MIHO MUSEUM」へと向かったのでした。

次回は明日アップします。

明日は仏女の旅最終章です。


Posted by 戦士エミリン at 17:39 Comments( 0 ) 滋賀県 ねた

2011年10月01日

仏女の旅  Ⅳ  観音様を巡る旅編

己高山・石道寺(しゃくどうじ)。


ここも行きたかったお寺の一つ。

井上靖が小説「星と祭」で村娘のようと表現した唇の週色が印象的であどけなさが漂う
十一面観音さま(重文)に出会いたかったからです。



少し行くと綺麗な風景が飛び込んでくる。

道をるんるん登っていくと???工事中!!中に入れるかな~?

お参り出来ますかと訪ねてみると、できますよとおっしゃっていただいたので中へ・・・

ステキ!!噂どおりの美しいそしてあどけない十一面観音さまがそこにはいらっしゃいました。




しばし見とれる・・・腰を少しひねって右足の親指をあげられたお姿は今にも動き出しそう。
ふっと両サイドを見ると箱に入ったままの仏像らしきものが・・・
お願いして中を拝ませていただくことにしました。


写真はダメだけど見るだけならということで、箱の中から出てきたのは、行者様の像!!

しかも、座ってらっしゃって靴まで下にある手の込みよう。

何でも修行僧らしい。らしいというのは、ここも村の方が順番に守っているということなので
詳しいことはあまり分からないということでした。

大好きな「石道寺」の十一面観音様に出会えて大満足の戦士エミリン。

ここから1歩いて5分程度で行けるという「鶏足寺」にも行ってみることにした。

道は整備されていて、ちょっぴり紅葉も紅葉している。




ここも、ルンルン登っていくと「鶏足寺」(旧飯福寺)があった。


ここは、お寺の跡地。

先ほど見た「己高閣」の仏像様たちがここにいたんだと思うと感慨深くなる。

お参りをした後、次の目的地である「渡岸寺観音堂」にと急いだ。

道端にはコスモス。もうすっかり秋の気配。


Posted by 戦士エミリン at 16:47 Comments( 0 ) 滋賀県 ねた

2011年10月01日

仏女の旅  Ⅲ  観音様を巡る旅編

宿泊施設「己高庵」から2~3分あるいた場所にあるのが、「己高閣」(ここうかく)「世代閣」(よしろかく)という鶏足寺(けいそくじ)旧飯福寺の文化財収蔵庫。


戦士エミリンがお宿に「己高庵」を選んだのもここを訪れたかったから。


「己高閣」は昭和38年にできた文化財収蔵庫。
本尊の十一面観音(重文)、法華寺の七仏薬師(県指定)、不動明王など約20あまりの仏像が安置されています。

「世代閣」は平成元年秋に開館。
薬師如来(重文)、十二神将のうち三躰(重文)、魚藍観音(県指定)などの他宝物類が多数!!

写真が無いのが残念ですが素晴らしい仏像と出会えます。

中でも、戦士エミリンの心をつかんで離さなかったのが「世代閣」にいらっしゃった魚藍観音さま。

なんと左手に魚篭を下げていらっしゃるのです。篭の中にはお魚もいます。
こんな観音様いままで見たことがなかった!!ちょっと、ビックリです。

そんな、たくさんの観音様や仏様に出会えて大満足の戦士エミリン。

すぐ近くの神社にもお参りしようと與志漏神社にお参りして歩いていると・・・

うん!?おじさまが手招きしているではありませんか???

後ろを振り返るも誰もいない!!

私のことだ!!

う~ん、知らない人にはついて行っちゃダメなんだけど何かあるのかな~?

そのまま、招かれるままおじさまのそばまで行ってみることに・・・

行った場所は、「薬師堂」!!ここに一体何が!!

おじさまは、村の人だった。

「己高閣」「世代閣」に寄ったってことは、仏像好きなんでしょ?
いいモノ見せてあげるからここからのぞいてと言われ中をのぞくが何も見えない??

ちょっと待っててと言われ数秒後、見えた!!



中には仏像が安置してある。中の電気つけるまで外からは何も見えない。

普段は、電気も付けないらしいが、特別だとおじさまは言う。

そして、もう1ヶ所。

これもすぐそばの「大日堂」。ここも中を覗かして頂く。

この二つのお堂は、仏事がある時にしか開かない。

なぜ普段空いていないのか聞いてみた。村人でこの仏像を守っているが仏像が盗まれることが多くなり、
それではいけないので、普段は開かないとのこと。

見せて頂けるなんてラッキーでした。これって、結構レアものの仏像様かも。



皆さんも是非ご自身の目で確かめてくださいね。

季節は、もう秋。彼岸花が咲いていました。

そして、車で行くこと10分程度。ここも訪れたかった場所「石道寺」(しゃくどうじ)へ。







Posted by 戦士エミリン at 15:55 Comments( 0 ) 滋賀県 ねた